本文へリンク

日本サイト

音響振動特性解析技術

遮音・吸音、制振材料評価への適用

自動車や住宅などに使われる遮音・吸音材料を評価。
また、薄型化する自動車のドアパネルなどに採用される各種制振材の特性を評価します。

音響評価

実際の装置から出る騒音を、音響評価装置と専用の音響解析ソフトウエアを使って高い精度で解析。騒音の大きさ、周波数特性はもちろん、騒音の発生位置を特定することも可能です。また、無響室を使用した測定では、周辺の騒音の影響を受けずに電子機器などから出る微小な音の測定ができます。このような測定と解析から、騒音発生原因の解明と適切な対策の立案が可能になります。
車走行時の車室内騒音やドア閉め音などの録音は、ダミーヘッドを用いて行います。ダミーヘッドは人の頭部の持つ音響特性を反映したもので、臨場感のある再生音が得られます。騒音問題は「人にどう聞こえるか」が重要であり、このダミーヘッドによる録音と音質評価手法を用いることで、通常の騒音計測からは得られない重要な情報を得ることができます。

振動評価

レーザ光でのドップラ効果を使って、パネルの振動を非接触で測定する技術です。大面積での振動分布を短時間で測定でき、制振処理が必要な部分の特定や制振効果の確認ができます。音響評価との組み合わせにより、騒音の発生源となっている振動も特定でき、制振処理による防音対策の最適化を効率的に進めることができます。

ページトップへ戻る